旅行先での洗濯に困らない! 利用すべきサービスとグッズ

長期の旅行や出張に持っていく荷物はできるだけ少なくしたいですよね。もっとも簡単な方法は、衣類を少なめに持っていき、現地で洗濯をすること。

しかし、慣れない土地での生活は戸惑うことも多いはず。今回は旅行や出張へ行く前にチェックしておきたい、便利な洗濯サービスとグッズをご紹介します。

ホテルのラウンドリーサービスを利用する

一部のビジネスホテルでは、フロントに衣類を預ければクリーニングをしてくれる「ラウンドリーサービス」を提供しています。大抵は朝預けるとその日の夕方〜夜までに洗濯、乾燥さらにアイロンがけまで済ませてくれるので、出張中のサラリーマンなど時間がない人にオススメのサービスです。

料金は衣類の種類ごとに細かく設定されています。例えばスーツの背広上下は1,500〜2,000円、ワイシャツは1枚600〜800円くらいの値段が相場になっています。プラス料金を払えば、ドライクリーニングなどのオプションをつけることも可能です。

ホテルによっては下着の洗濯ができなかったり、受取時間が次の日に設定されていたりするので、条件をしっかりと見た上で利用するようにしましょう。

 

近くのコインランドリーを使用する

ホテルのルームサービスよりも安い値段で洗濯できるのが、コインランドリーの良さ。ホテル内に共同のコインランドリーが用意されていることもありますし、ホテル内にない場合でもホテル周辺にコインランドリーがないか確認しておきましょう。

コインランドリーでは通常、洗濯機と乾燥機が別々に用意されています。国やお店にもよりますが、洗濯機は1回500円程度、乾燥機は1回100円程度で使用することができます。つまり、どちらを使っても1000円以内で済むわけです。

一方で、コインランドリーの難点は洗濯機から乾燥機に移し替えるとき、乾燥機を使い終わったときに洗濯物をすぐに取りに行かなければならないこと。次の利用者のことを考えれば、長時間洗濯物を置いておくわけにはいきません。コインランドリーにすぐ向かえるような余裕がある場合は良いですが、洗濯している間に遠出したいと考えている場合はあまり向いていないかもしれません。

それを逆手にとって、コインランドリー内でゆっくり時間を過ごすという選択肢もあります。最近ではカフェが併設されていたりオシャレだったりするコインランドリーが増えているので、観光スポットのひとつとして利用するのもオススメです!

ここもそうなの!? 世界のかっこいいコインランドリー

話題騒然! 世界のおしゃれなコインランドリー②

 

どちらもない場合は……部屋のバスタブで手洗い!

宿泊先のホテルやその周辺に上記のようなサービスがない場合や、バックパッカーならではの旅を楽しみたい場合は、自分自身で洗濯をする方法もあり。少し手間はかかりますが、かなり経済的です。

自分自身で洗濯をおこなう場合は、部屋のバスタブを使用します。湯船に浸かったあとの残り湯を使用するのがもっとも経済的です。手順は以下の通り。

① 湯船にお湯をためる
② 使い切りの粉末洗剤を入れる
③ 湯船の中で軽くもみ洗いをする
④ お湯から衣類を出し、軽く絞る

ポイントは、衣類にシワがつきすぎないよう軽めに絞ること。最低限の水分をとったら、大きめのバスタオルなどに巻き脱水をしておくと乾きが早くなります。

また、ホテルの部屋は乾燥しがちなので、部屋内で洗濯物を干せば保湿ができる嬉しい特典も。

 

持っていきたいランドリーグッズ

旅行先での洗濯がよりスムーズにできる、便利なランドリーグッズはこちら!いずれもコンパクトでかさ張らないので、スーツケースの中に潜ませておきましょう。

洗濯物入れ用のミニバッグ

意外と盲点なのが、洗濯用の衣類を持ち運ぶ入れもの。一気に複数枚の衣類を洗濯することがほとんどなので、まとめて持っていく袋が必要です。ホテルのランドリーサービス、またはコインランドリーを使用予定なら必ず持っていくようにしましょう。小さく折りたためる薄手のバッグがおすすめです。100円ショップや300円ショップでも手に入れることができます。

コンパクトな物干しグッズ

出典:amazon

部屋での手洗いを検討しているなら、洗濯物を干すためのグッズは必須。コンパクトに折りたためるハンガーや、洗濯ひもの使用をおすすめします。

こちらの折りたたみ式ハンガーは全開、半開きとハンガーの開き具合を調節することができ、衣類のサイズに合わせて使い方を変えられる便利なアイテムです。

使い切りの洗剤

コインランドリーや手洗いを検討しているなら、市販で売られている使い切りサイズの洗剤を持っていきましょう。コインランドリーによっては洗剤の自販機が置いてある場合もありますが、数個持参しておくと安心です。

 

旅行の目的や優先順位に合わせた洗濯方法を

手間がかからない、クオリティー重視ならホテルのラウンドリーサービスを、コスパ重視ならコインランドリーを、値段重視なら自室で手洗いを。

旅行の目的や優先順位に合わせて、賢く洗濯サービスを使い分けましょう。