お正月気分もすっかり抜けて、新年に立てた目標に向かって頑張っている人も多いのではないでしょうか。さらに受験生にとっては、本番も間近、もうあとひと頑張りの時期です。受験生にとって敵になるのは、この時期に流行りやすいインフルエンザ。インフルエンザは温度15度以下、湿度20%前後が最も流行すると言われています。実は、同じ環境で発生するのが静電気です。今回は洗濯で静電気を防ぐ方法をご紹介します。
静電気ってどうして起こるの?
ドアノブやエレベーターのボタンに触れた時やセーターを脱いだ時にバチっと電気が走る静電気。これは繊維同士が擦れ合うことで発生します。一方はプラス、もう一方はマイナスの電気が帯び、帯電状態になってしまいます。帯電した衣類を脱ぐと静電気は放電され、あのイヤな静電気を感じるのです。ドアノブなどの金属に触れた時は、体に帯電した静電気が放電した起きます。
洗濯洗剤で静電気を防げるの?!
静電気を防ぐには、生地同士が擦れ合う状態を作らないことが大切です。市販の静電気防止剤を使うのも一つの手ですが、洗濯でも同様の効果を得ることは可能です。静電気防止剤は、電気を外に逃がすための成分が配合されています。つまり洗濯洗剤に、摩擦を起こさないような繊維同士の滑りを良くする成分があればいいわけです。そこで挙げられるのが「柔軟剤」です。一番便利なのは柔軟剤入り洗剤を使うこと。適量を使用すれば、キレイに汚れを落として、ふわふわになるだけでなく、静電気を防いでくれます。
柔軟剤の投入タイミングが重要!
柔軟剤で静電気を防止するには、投入するタイミングも重要なポイントです。洗剤といっしょに使うと効果が薄れてしまうので、全自動洗濯機の場合は柔軟剤投入口に入れます。二層式や手洗いの場合はすすぎの段階で適量を入れましょう。さらに、干すときはしっかりシワを伸ばすと静電気防止効果が高まります。