強すぎる香りに注意! 柔軟剤、使いすぎていませんか?

最近人気の香り付き柔軟剤。衣類をふんわりし、いい香りをつけてくれます。特に、部屋干しのにおいを防ぐために、柔軟剤を使う方も増えているのではないでしょうか。しかし香りを楽しむために柔軟剤を多めに入れがちな傾向にあり、そのにおいが周りの人にとって体調不良の原因になってしまうこともあります。

 

柔軟剤の使いすぎは、もはや「香害」!

最近人気の柔軟剤は、香りが長持ちする高残香性のものが増えています。毎日同じ柔軟剤を使うと、そのにおいに慣れてしまい、さらに強く香りをつけるために、柔軟剤の量を倍増させてしまう人も。

電車やバスなど公共の交通機関では、密接に接触する可能性が高く、過剰な香り成分を衣料に付着させた人と隣り合ってしまうと、その影響を受けやすくなります。人工的な香りが原因で気持ちが悪くなったり、頭痛や吐き気がする、というケースも多く報告されています。

 

柔軟剤の使いすぎはデメリットも

また、柔軟剤の使いすぎを続けると、ニオイの問題だけでなく、成分が衣類に蓄積して水をはじくようになったり、生地の風合いが変化したりすることもあるのだとか。また洗っても洗っても黒ずんでしまう原因にもなります。

 

柔軟剤は正しい使い方で効果も倍増!

柔軟剤は正しく使うことで、その効果を発揮できるのです。
柔軟剤を使うタイミングは、「最後のすすぎ」。これが基本です。また、洗濯物の量が洗濯機の規定量を超えているのもダメ。洗濯物を溜めてしまったら、数回に分けて洗いましょう。最後の脱水時間は、柔軟剤は2分がお約束! 脱水をしすぎると香りも残りません。さらに脱水を終えたら、すぐに干しましょう。洗濯機の中に入れっぱなしにしておくと、雑菌が繁殖し、ニオイの原因になります。

柔軟剤は規定量を使い、ふんわりいい香りを楽しみましょう。