暑い日が続くと気になるのが、汗をかいた後のニオイです。電車の中、エレベーター、会議室など、人が多く集まる室内ではなおさらです。
さらに、洗濯したものを着ようとしても、なんとなく汗くさい気がする……そんな思いをした方も多いかもしれません。そこで今回は、洗濯できっちり汗のニオイを落とす方法をご紹介します。洗濯物をもっといい香りに仕上げましょう。
汗のニオイを残さない洗濯方法とは?
■すぐに洗う
実は汗自体にはニオイはありません。汗のニオイの原因は、雑菌の繁殖です。外で汗をかいた日の衣類は、その日のうちに洗うように心がけましょう。早めに洗うことによって、菌の繁殖を防ぎ、嫌なニオイを残さずに洗濯できます。
■弱アルカリ性洗剤を使う
洗濯をした後もニオイが気になる場合は、洗剤を変えてみましょう。汗や皮脂汚れは弱酸性のため、「弱アルカリ性」洗剤のほうが汚れや臭いが落ちやすくなります。液体洗剤より粉末洗剤のほうが若干洗浄力は高いとされています。
■酸素系漂白剤でつけ置きする
どうしてもニオイが気になる衣服には、酸素系漂白剤でのつけ置きしてみましょう。汗や皮脂を除去しながら殺菌ができ、ニオイを取ることができます。40−50度の熱いお湯を使うと効果的です。
洗濯物の汚れを落とすには温水が一番
ニオイが気になるシーズンにオススメなのが、普段か温水で洗濯をすることです。温水洗濯は、真水より洗浄力がぐっと上がります。また、熱湯で洗濯すると、汚れが落ち、菌やバクテリアを殺菌する効果もあります。加齢臭にも効果があるのだとか。クリーニング屋でも温水や熱湯洗いは使われている方法です。
柔軟剤は規定量を守って
最後に、いい香りの柔軟剤で仕上げを。柔軟剤は、規定量を守ることで、香りも柔軟性も最大の効果を発揮します。それでもいい香りがあまり残らないと感じる場合は、脱水時間をいつもの半分程度にしてみましょう。
さらに、室内に干すことによって、天日干しによる消臭効果を防ぐことができます。汗をかいて帰宅したら、「なるべく早く」、「温水洗い」をして、「いい香りの柔軟剤」で仕上げて、「室内干し」がオススメです!