衣替えシーズン到来! 夏物は“しまい洗い”を忘れずに!

今年の夏はとにかく暑い日が続きました。9月に入り、朝晩にはようやく秋の気配を感じるようになり、そろそろ秋物を出し始める季節になりました。そこでやっておきたいのが、もう着ない夏物衣類のしまい洗いです。汗をたくさんかいた今年の夏、しまい洗いをしっかりしないと、黄ばみの原因にもなります。今回は、夏物のしまい洗いの方法をご紹介します。

 

夏物は皮脂汚れや汗染みをしっかり落とす

きれいに洗ってしまったはず衣類、エリや脇部分が黄ばんでいることはありませんか? その理由は、洗って汚れが落ちているように見えても、目に見えない皮脂汚れが繊維の奥に蓄積しているから。白色など薄い色のものが多い夏物はしまう前に、しっかりと皮脂汚れを落としておくことが大切です。

エリ・袖・脇部分には洗う前に前処理をする

皮脂汚れがたまりやすいエリ・袖・脇部分には、洗濯機に入れる前に衣料用液体洗剤を直接塗布しておきます。

皮脂汚れだけでなく、食べ物・化粧品の汚れもしっかり落とす

食べ物の染みは食器洗い用洗剤で、ファンデーションなどの化粧品による汚れはオイルクレンジング剤で落とすことができます。

しまい洗いはすすぎもしっかりと

しまい洗いの際は、いつもの洗濯よりもすすぎをしっかりします。洗剤が衣類についたままだと、黄ばみの原因に。粉末洗剤の場合は溶かしてから使用したり、丁寧にすすぎをするようにしましょう。

 

黄ばみが心配な場合はつけおき洗いで対策を

黄ばみが心配な衣類は、酸素系漂白剤でつけおき洗いをしておきます。
まず、洗濯桶にお湯を入れ酸素系漂白剤を溶かします。そこに衣類を20分程度つけておくだけ。色・柄ものなど、衣類によって洗えないものもあるので、洗濯表示のタグを確認してから使用しましょう。