くしゃみ、鼻水に目のかゆみ……花粉症の方にはつらいスギ花粉のシーズンが始まりました。東京大手町では、春一番が吹いた2/14(日)に花粉の飛散が確認されています。
今や日本人の3人に1人は花粉症であると言われています。天気のいい日はなるべくマスクをつけて、花粉を防ぐようにしましょう。
スギ花粉のピークは、
【九州】 2月下旬から3月上旬
【中国・四国・近畿・東海・関東】 3月上旬から中旬
【北陸・東北】 3月中旬から下旬
と言われています。スギ花粉のピークが過ぎた頃に、ヒノキ花粉がピークを迎え、春はしばらく花粉の飛散に注意が必要なようです。
花粉から洗濯物を守るテクニックとは?
花粉症シーズンの洗濯物、どうしていますか? 目に見えない花粉が浮遊している室外に、安易に洗濯物を干すのは危険です。
まず、毎日着ている洋服や毎日使っているタオルなどの洗濯を見直してみましょう。
1. 夜中から早朝の時間帯に干す
都心部で、花粉の飛散量が一番多いのは、昼頃(11~14時)、気温が下がり上空の花粉が落下し始める夕方頃(17~19時)と言われています。この時間帯は避けて、夜中から早朝に干すのがオススメです。起きたらすぐに取り込むことで干しすぎを避けることもできます。
2. 風の強い日、雨上がり後の晴れの日は外に干さない
風の強い日はもちろん、雨上がり後の晴れの日は、花粉が多く飛んでいるので、避けましょう。
3. 取り込む時によく払い落とすこと
外干しした洗濯物は必ず払ってから取り込みましょう。Tシャツなら約40~50%、タオルでも55~60%の花粉を落とすことができます。また、干す前に花粉よけスプレーをかけておくと、花粉が付く量を減らすことができます。
4. 洗濯するときは、必ず柔軟剤を使うこと
柔軟剤には、繊維を柔らかくするだけでなく、静電気を防止する効果があります。そのため花粉が付きにくくなるのだとか。花粉飛散シーズンには、お洗濯に柔軟剤を使うようにしましょう。
洗濯できない衣類には、静電気防止スプレーや衣類用の花粉防止スプレーを吹きかけておくと効果的です。
5. 布団やタオルは部屋干しがオススメ
布団を布団たたきでたたいてしまうと布団の中に花粉を取り込んでしまいます。一度取り込んでしまった花粉はなかなか取ることができません。布団についた花粉は、寝てる間に吸いこんでしまうので、注意しましょう。またタオルなども顔に直接つけるものなので、部屋干しが無難です。
6. 洗濯機をこまめにキレイにする
洗濯槽の内側には洗濯時に洋服についていた花粉が汚れとして残ってしまうことがあります。それによって花粉症の症状が出てしまうこともあります。こまめに掃除してキレイにしておきましょう。
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7. コインランドリーで洗濯する
外干しができないシーズンは、やはり一気にコインランドリーで洗濯することをオススメします。コインランドリーの乾燥機でカラッと乾かすと気持ちいいですよ。コインランドリーが面倒な方は、WASH&FOLDに洗濯代行を依頼するという手もあります。
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やはり花粉症シーズンは、外に干すのはなるべく避けましょう。まだ花粉症になっていない人も、抗原(アレルギーを引き起こす物質)を一定量蓄積してしまうことで、発症するリスクが高まります。
まずは洗濯を一工夫することで、花粉症シーズンを乗り越えましょう。