乾燥する季節こそ、柔軟剤を使うメリットとは?

softener

季節は冬へと向かって着々と進んでいます。日中の最高気温も急に下がり、日が落ちる時間も日に日に早くなっています。冬になって困るのは肌の乾燥だけではありません。セーターなどを着ている時に、バチっと起こる静電気も乾燥する季節ならではです。

そこで、洗濯時に上手に柔軟剤を使って、快適に冬を過ごす方法をご紹介します。

 

柔軟剤はふわふわに柔らかくするだけじゃない?!

happy baby in a blue towel

柔軟剤といえば、衣類やタオル生地を柔らかくしたり、いい香りをつける効果があることはよく知られています。ところがこれ以上にも重要な効果があり、特にこれからの季節は柔軟剤を上手に使うことがポイントになります。

■繊維の表面を滑らかにする

柔軟剤には繊維の表面を滑らかにする働きがあります。繊維と繊維の滑りが良くなるので、インナー、シャツ、セーターと重ね着をしても、摩擦が起きにくくなり、静電気の発生をおさえることができます。これによって、毛玉ができづらくなる効果も。

■電気を外に逃がす

柔軟剤を使うと、繊維の表面に電気を外に逃す(放電)層をつくってくれます。そのため静電気がたまりにくくなります。

 

実は……静電気はお肌の大敵!

バチっと静電気が起こった時、肌の角質層を傷つけてしまうことがあるのだとか。このようなわずかな傷でも、肌が炎症をおこしやすくなり、肌荒れの原因になってしまいます。肌のバリア機能が弱くなると敏感肌になるおそれも。

静電気は柔軟剤でも防げますが、お肌の乾燥も静電気のもとになります。ケアはボディクリームなどでこまめに行いましょう。また、外出先では「静電気防止スプレー」がオススメです。ファブリックスプレーや柔軟剤で作ったスプレーでもOK。柔軟剤を使う場合は、水200mlに柔軟剤を小さじ1杯程度入れます。柔軟剤の入れすぎは、香りがキツくなることもあるので、注意が必要です。