ここ数年、街にコインランドリーが急増しています。今までは、住宅街の一角や銭湯の隣にひっそりと併設されているコインランドリーが一般的でしたが、最近では、まるでカフェのようなおしゃれなコインランドリーが増えています。
そこで今回は、2017年12月にオープンしたWASH&FOLD葉山店に行ってきました!
街のランドマーク的コインランドリー
洗濯代行のパイオニアWASH&FOLDの1号店が代々木にオープンしたのは、今から13年前。その後、着々と店舗数を増やし、現在では日本全国に22店舗を構えています。
最も新しい店舗は、2017年12月にオープンしたWASH&FOLD葉山店です。お店の最寄駅は京急「新逗子駅」で、駅からは2kmほどあり、バスに乗って11分で到着する住宅街の一角にあります。お店から海までは、徒歩3、4分。周辺には「スターバックスコーヒー」や「もとまちユニオン」などがあり、近隣住民だけでなくシーズンになるとサーファーや海水浴客で賑わうのだとか。
まず目を引くのは、WASH&FOLDの大きなロゴと時計。このお店は、近隣住民の憩いの場を提供することに重点をおいていることから、地元のランドマークになるようにと、時計を掲げているそう。
地元住民が集う、明るい店内
店内は白を基調とし、まるでL.A.にいるような雰囲気。洗濯代行とコインランドリーのお店ながら、お店の入り口付近には大きなテーブルを配し、あえてランドリースペースをお店の奥に置くことで、コミュニティースペースとしての役割を果たしています。
フリーWi-Fiも使えるので、待ち時間に仕事をすることも可能です。
実際にお店には家族連れやカップルなどさまざまな人が訪れ、明るい店内でそれぞれの時間を楽しんでいました。
湘南・葉山ならではのうれしいサービスも
ランドリーコーナーには、スペイン・ギルバー社製の洗濯機・乾燥機が12台、スニーカー専用ランドリーが2台並んでいます。
そのなかの2台の洗濯機には、海で使用したウェットスーツを洗えるようにプログラムが設定されています。これも葉山店ならではの心づかい。
地域のコミュニティースペースとして、もうひとつ特筆すべきなのが、地元の老舗ベーカリー「ブレドール」、こだわり食材のコールプレスジュースを提供する「Why Juice?」と共同で出店していること。洗濯物が終わるまでの間、店内でおいしいパンやジュースを楽しむことができます。
また、カウンター部分などの側面に使われているのは、体育館の床を再利用した木板。ランダムな模様は、体育館の床に貼られたラインテープをいかしています。
これもWASH&FOLDのエコロジー&リサイクルの理念を汲んでデザインされたものだそう。
さらにお店の入り口には、シャワーが備え付けられており、サーフィンや海水浴の後に、誰でも自由に使うことができます。
シャワー同様、誰でも自由に使えるトイレには、船窓を思わせるミラーを配するなど、葉山ならではのデザインもおしゃれです。
WASH&FOLD葉山店を利用すると、店舗裏の「マイパーキング葉山堀内」の駐車料金が500円以上で30分、1,000円以上で1時間サービスになるといううれしい特典も。
お店の周りにも楽しいスポットがいっぱい!
WASH&FOLD葉山店の向かいには、小さな古い蔵があり、The Bath & Bed Hayamaに生まれ変わる予定。The Bath & Bed Hayamaは、地元の人、葉山を訪れた人、地域のクリエイターなどいろいろな人が参加し、完成させる宿なのだとか。これからより近隣が賑やかになりそうです。
お店から歩いて3、4分で、広い浜辺に出ることができます。洗濯をしている間に海水浴をするのもよし、周りの素敵なお店を散策するのもよし。湘南の地域のランドマークとして、地域の方や海に遊びにきた方から愛されるお店になりそうです。
WASH&FOLD葉山店
定休日:無
集配エリア:三浦郡葉山町、逗子市(一部)