最後にカーテンを洗ったのはいつですか?
1年前? 年末の大掃除の時? カーテンを新調してから1度も洗っていない…そんな方もいるのでは。1年中お部屋に下げたままのカーテンは、ホコリや匂いなどの汚れを吸着し、また窓際にあるため雨や湿度でカビの発生も。
そんなカーテンを洗うなら、夏がオススメ! というのも特に梅雨の後のこの時期カーテンは想像以上に汚れているから。そして夏なら洗ったカーテンはあっという間に太陽で乾き、ムダな湿気を部屋に溜めこみません。
今日は実際にお家でカーテンを洗濯してみた、その体験からポイントとコツをご紹介。これまでうっかり洗い忘れていた方も、面倒で手をつけていなかったという方も、夏真っ盛りの今こそお家でカーテンを洗ってみましょう!
■カーテンを洗う準備と心構え
1・晴天の暑い日を選ぶ。
—お天気の良い日ならたった数時間で乾きます。
2・できれば午前中に洗濯スタート。
—午後から始めると完全に乾く前に夕方になってしまい、生乾きの原因に。夕立など起きやすい時刻には終了させましょう。
3・1度に洗濯機で洗うのは1セット(2枚)まで。
—カーテンは布面積が大きいので、薄手のものでも重なり合うと汚れが落ちにくくなるため余裕を持って。色移りを防ぐためにも同セットでの洗濯を。
■カーテン洗濯スタート
1・レールからカーテンを外し、留め具を外す。
—留め具を付けたまま洗濯すると破損の原因になるので必ず外し、紛失しないよう袋やカゴにひとまとめにしておきましょう。
2・お風呂などで予洗い。
—カーテンをバスタブ等に入れ40℃くらいのお湯をはり30分くらい放置。驚く程お湯が茶色く濁るので、水を抜きながら簡単に振り洗いを。もしこの作業が面倒だという方は、洗濯機での2度洗いでもOK。
3・洗濯機に入れる。
—汚れた面を表にしてカーテンのドレープにそって蛇腹状に折り畳んだら、洗濯ネットに入れて洗濯機へ投入。
4・洗剤を入れ、いつも通りに洗濯スタート。
—もしあれば、汚れの付着を少なくする効果のある柔軟剤の使用もオススメ。
レースや繊細なシワになりやすい薄手生地のものは、脱水時間を3〜5分の短めの設定で。
■カーテンを干して乾燥
1・留め具を付け直す。
—濡れた重みでカーテンは下に伸びるので、位置調節できる留め具なら床につかないよう短めに調節します。
2・カーテンをレールに装着、乾燥。
—窓は全開にし、カーテンは閉じた状態にしてシワを伸ばします。厚手で縮みにくいものなら、乾燥機で半乾きくらいにしてから干しても○。
脱水時間を短めにしたカーテンは、床にタオルなどをひいて水滴をキャッチ。
この、準備・洗い・乾燥のポイントを守れば、お家でカーテン洗濯は意外とカンタン。厚手のものも気温30度近い真夏の日中なら、3〜5時間程度で乾くはず。乾燥中は洗濯物の香りが漂い、お部屋も洗濯前にくらべてぐっと明るくなります。
寒い季節や忙しい時は、思いきってクリーニングに出すのもオススメ。カーテンはお家の中で一番大きい布。カーテンの洗濯で、お部屋の清潔感や印象がガラリと変わります!