生乾き臭だけじゃない! ベタベタなのに乾燥する梅雨肌に注意を!

梅雨入りしてから、雨の日は少ないものの、スッキリ晴れる日も減りました。半袖では肌寒い日も多く、なんとなく気分が浮かないという方も多いかもしれません。それもそのはず、実は梅雨は気圧の高低差だけでなく、肌トラブルが起きやすくなる季節でもあるからです。そこで今回は、あまり知られていない梅雨時期の肌トラブル、梅雨肌についてご紹介します。

 

梅雨時期の肌は、湿気&乾燥と戦っている!

日本はこの時期から高温多湿の気候になりますが、特に梅雨の時期は雨が降っていなくても湿度が75-80%を超える日もあります。まだ気温は高くなくてもジメジメするので、エアコンで除湿を使うと、室内は快適になりますが、肌はどんどん乾燥してしまいます。肌は乾燥すると皮脂を出して潤いを取り戻そうとするため、肌がベタついた状態になります。そこに梅雨時期の湿気がプラスされると、肌の外側はベタベタしているのに、内側は乾燥している悪循環が生まれてしまいます。

 

梅雨肌はかゆみや炎症の原因にも!

皮脂、湿気、汗の三つの要素は肌にとって赤信号。汗と皮脂は混ざると皮脂膜になり、毛穴を詰まらせ肌トラブルを起こします。皮脂を毛穴に詰まらせたままにしておくと、かゆみや炎症の原因にもなります。皮脂には雑菌が繁殖しやすいので、知らず知らずのうちに肌カビを増やしてしまいます。梅雨になって急に、フケやかゆみ、背中や顔に赤いポツポツができたという方は、「抗真菌成分」が配合されたシャンプーやボディーソープを使い対策をしましょう。(※ひどい場合は皮膚科を受診するなど、専門医の診察をおすすめします)

 

保湿をしっかりして、乾燥を防ぐ!

肌がベタベタしてしまうのは、肌の潤い不足を補おうと皮脂が出てきているから。つまり、梅雨肌対策はしっかりと保湿をすることが大切です。お風呂から上がったら、冬と同じようにボディクリームを塗って、肌に潤いを与えてあげましょう。また、普段使うボディシャンプーも肌に優しいオーガニック成分のもの、肌をしっとりさせる成分を配合してものを選ぶことをオススメします。