初夏の洗濯で注意したいのは“紫外線”だった!

梅雨の合間でも、カラッと晴れた日は、洗濯物を外干しすると短時間ですっきりと乾いて、気持ちがいいですよね。実は、洗濯物を外干しすると知らず知らずのうちに、洗濯物が日焼けをしてしまい、様々なトラブルを起こすことをご存知ですか?。
そこで今回は、この時期に気をつけたい紫外線による洗濯物への影響をご紹介します。

 

紫外線は洗濯物の変色の原因に!

太陽光の中でも、400nm以下の目に見えない光を紫外線と呼びます。1年のうちで4月から9月が最も紫外線量が多い時期で、紫外線を浴びるとシミやソバカスの原因になることで知られています。
ところが紫外線の影響は肌だけでなく、衣類も染料が化学変化を起こし、色あせを起こしてしまいます。特に紫外線を浴びやすい濃い色の衣類は色あせしやすいので、注意が必要です。

衣類を外干しする時は、

・衣類を裏返しにして干す
・UVカットアイテムを使う

ことが有効です。どうしても日焼けをして欲しくない衣類は、長時間屋外に干さないようにしたり、室内干しにすることをおすすめします。

 

室内でも変色が起こる理由とは?

蛍光灯は放電によって発生する紫外線を蛍光物質に当てて光を放つ照明器具。紫外線量は直射日光に比べて微量ではありますが、長時間あてることで蓄積されると変色の原因になります。
洗濯物は、蛍光灯の光があたらない場所に干すようにしましょう。洗濯物をかけやすいカーテンレールは、直射日光と蛍光灯による紫外線を浴びやすいので、注意が必要です。

よく洗濯物や布団などを天日干しすると殺菌効果があるといわれます。実際に、太陽光に含まれる紫外線は強い殺菌作用を持つと実証されています。
体操着や下着などは外干し、大切な衣類は室内干しなど、上手に干し分けましょう。