雨の多い8月から一転、厳しい残暑が続いています。汗をかいた後のお洗濯、ちゃんとできていますか?今回は、気になる汗のニオイを残さない洗濯方法についてご紹介します。
汗のニオイの元は洗濯で落とせなかった皮脂汚れ
洗濯したのに、何となく衣類の汗のニオイが気になる…… そんな汗のニオイの元となっているのは、汗をかいて服についた皮脂やタンパク質です。この皮脂やタンパク質を洗濯で落とせないと、酸化しニオイの原因になります。さらに、皮脂汚れは菌の大好物。皮脂やタンパク質を分解するため、ニオイが発生します。洗濯したのに汗のニオイが残っているのは、服についた皮脂・タンパク質汚れが落ちていなかったから。洗濯でしっかり落とすことが大切です。
つけおき洗いで汚れをしっかり落とす
汚れをしっかり落とすために使いたいのが、「酸素系漂白剤」です。いつも使っている洗剤に酸素系漂白剤をプラスして使うだけで、汚れをしっかり落としてくれます。あまりにニオイがひどいときは、洗濯前に酸素系漂白剤をお湯に溶かして、30〜60分程度つけておきます。汚れはお湯の方が効果的に落とすことができます。つけ置いた後は、いつものように洗濯機で洗います。すすぎの時に柔軟剤を使うとよりいい香りをつけることができます。
よりナチュラルな重曹・クエン酸で消臭を
漂白剤を使わない場合は、重曹とクエン酸を使ってスプレーを作ります。
■重曹スプレー
水500mlに重曹大さじ4杯
■クエン酸スプレー
水500mlにクエン酸大さじ4杯
まず重曹スプレーを衣類のニオイが気になるところに吹きかけます。その後、クエン酸スプレーをします。その後、いつも通りに洗濯をします。これによって、ニオイを消す効果を発揮してくれます。