夏には夏の“洗濯の流儀”があるんです!

毎日暑い日が続きます。夏は汗をかいて洗濯物が多いのですが、午前中だけでも洗濯物がカラッと乾いて気持ちがいいですね。洗って干して、取り込み、たたむという面倒だけれど簡単な作業の洗濯にも、実は季節ごとの流儀があります。
夏の洗濯の流儀を知って、毎日のお洗濯に役立ててください。

 

知っておくと便利! 夏の洗濯の流儀とは?

夏は冬と比べて、気温・湿度が高く、紫外線量が年間で最も多くなります。そこで気をつけたいのが「紫外線」です。

①色柄ものは裏返して干しましょう

紫外線は太陽から届く光線に含まれていて、目に見えない光です。さまざまな化学的作用を起こす力を持っていることで知られ、日焼けなど人体への健康被害に注目が集まっています。これらは日焼け止め、日傘、サングラスなどで予防することができますが、色柄物の洗濯に予防策をとっている方は少ないのではないでしょうか。
色柄の洗濯物はできるだけ室内に干すか、屋外に干す場合は裏返して干しましょう。また、室内にいても紫外線は窓からも入ってきます。UVカットカーテンなど、室内の紫外線対策もお忘れなく!

②洗濯物は軒下、日陰に干しましょう

屋外の日向に干すとすぐに乾いて気持ちがいいのですが、これは退色や生地を傷めてしまう原因にもなります。また、洗濯物は乾かしすぎも厳禁!屋外ではなるべく軒下、日陰に干すようにしましょう。

③干す際は、形を整えてから

ちょっと面倒ではありますが、洗濯物を干す際は、簡単に形を整えてから干すように心がけましょう。干す際にシワを伸ばしておくと、きれいに乾きます。

④ハンガーは衣類に合ったものを使いましょう

夏は洗濯物が乾きやすい分、よりハンガーは衣類に合ったものを選ぶようにします。大きさが合っていないと、肩にハンガーの跡がついてしまったり、形が崩れてしまうことも。大きいポロシャツやTシャツは幅の広いハンガーを使うときれいに干せます。最近では100円ショップにもさまざまなハンガーが売っているので、それらを使うのもひとつの手です!

⑤乾いたらすぐに取り込みましょう

夏の洗濯物は、天気のいい日はお昼頃取り込むのがベスト。仕事などで日中留守にする場合も多いと思いますが、なるべく早く取り込みましょう。夏の夕方は天気が不安定になり雨が降ることも多いので、日中に出かける時は室内干しで。

⑥取り込んだ衣類はすぐに畳んで

取り込んだ洗濯物はまだ熱を持っていて熱いことがあります。取り込んでそのまま放置しておくと、洗濯物にシワがついてしまいます。取り込んだら畳む習慣をつけましょう。

⑦衣類はしばらく経ってからしまいましょう

取り込んだ衣類を畳んだら、すぐにしまいたいところですが、しばらくそのまま置いておいて、太陽の熱が取れてからしまうようにしましょう。

夏のお洗濯は、干し方に少し気をつけるだけで衣類を守り、気持ちよく長く着られます!