梅雨は1か月から1か月半ほどジメジメする日が続きます。洗濯物もすっきり乾かず、生乾きのにおいが気になる季節です。今回は、梅雨時期の洗濯のコツをご紹介します。
梅雨の洗濯は乾きやすくする工夫を
洗濯物の乾きやすさは、気温と湿度に影響されます。梅雨時期は空気中に含まれる水分量が多く、洗濯物が乾きづらくなっています。気温や湿度をコントロールすることは難しいので、天候に左右されず、洗濯物を乾きやすくする工夫が大切です。
・洗濯物はこまめに洗濯する
まず洗濯物を溜めて洗うのはNG。洗濯物を一度に洗うことで、室内の湿度が上がってしまい、乾きづらい原因にもなります。衣類同士をある程度離して干すことが大切なので、こまめに洗濯したほうが乾きやすくなります。
・天気のいい日を待たない
お天気のいい日にいっぺんに洗おうとして洗濯物を溜めていると、ぬれたタオルや汗などの菌が繁殖して、においの原因に。
・お湯を使って洗う
生乾き臭の原因にもなる菌は、洗濯でしっかり落としましょう。洗剤や漂白剤を働かせるのは40度ぐらいのぬるま湯。この時期は、長時間干している間に菌を増やさないためにもお湯洗いをオススメします。
・漂白剤・柔軟剤を使う
漂白剤を使うと除菌効果が高くなり、生乾き臭に効果的です。漂白剤は色柄物にも安心な酸素系タイプを選びましょう。しっかり汚れを落とした後のすすぎに柔軟剤をプラス。洗濯物を干しているときにほんのり香るので、気分も上がります。
・扇風機を使う
部屋干しの場合は、洗濯物同士の間隔をできるだけ広く10cm程度は取ります。その際に滞留している空気を動かしてあげるほうが洗濯物が早く乾きます。そこで利用したいのがサーキュレーターや扇風機。洗濯物に風を当てるだけで、いつもより早く乾きますよ。もちろん湿度を下げてくれる除湿機も効果的です。