心地よい日差しの春がやってくると、気になるのが花粉症です。春に飛散するスギやヒノキの花粉の量は、前年の夏の日照時間に大きな影響を受けるといいます。つまり、2016年夏の日照時間は全国的に平年並み程度だったため、今春の飛散量は例年並みと予想されています。とはいえ、症状を悪化させないためにも花粉予防策をとっておくことが大切です。
花粉シーズンは、部屋干しでガマン!
花粉は昼前後と夕方に多く飛散するといわれています。この時間帯に外出を避けたり、外出する際はマスクをつけるなど対策を。もう一つ気になるのが、花粉飛散時期の洗濯物です。洗濯物を外干しすると、大量の花粉を付着させてしまい、花粉症を悪化させる原因にもなります。この時期は外干しは我慢して、部屋干しにすることをオススメします。どうしても外干しをしたいという方には、アイリスの「洗濯物ガード」を。通気性と防水性の相反する機能を持った特殊なシートを洗濯物の上にかけるだけ。花粉は通さず、洗濯物の水蒸気は通してくれます。
洗濯には柔軟剤を使って、花粉をつけない習慣を
花粉シーズンは洗濯の際に柔軟剤を使いましょう。柔軟剤は洗濯物の仕上がりをふんわり柔らかくするだけでなく、静電気を防止する効果もあります。花粉は静電気によって付着してしまうので、極力静電気を抑えることが重要。徹底的に花粉をつけないために、最近ではクリーニング店のメニューに「花粉ガード加工」があるところも。
花粉ガードには自家製スプレーも有効!
洗えないコートやセーターには静電気を防止するスプレーや衣料用のアロマスプレーをこまめに吹きかけておきましょう。スプレーは自分でも作ることができます。
用意するのは、
・100円ショップなどでも売られているスプレー容器(300ml程度)
・柔軟剤
・消毒用エタノール
スプレー容器に柔軟剤15mlと消毒用エタノール30mlと水を入れ、よく混ぜます。これを衣類にスプレーするだけ。お気に入りの香りの柔軟剤を入れれば、アロマ効果で気持ちよく使えますね。