コインランドリーには、物語があります。
新生活のスタート、出会い、心のリフレッシュの場所…
そんなインスピレーションを感じるコインランドリーが登場する、素敵な映画やドラマを全二回にてご紹介します。
「Laundry」
窪塚洋介さん演じる幼いころの怪我で脳に障害を持つ青年テルと、小雪さん演じる心に傷を抱えた陰のある女性との出会いと交流が、テルの祖母が経営するコインランドリーを舞台に描かれています。そこから生まれる勇気と優しさ、洗い立てのシーツのようにまっさらな気持ちで踏み出す新しい一歩の尊さ。
BONNIE PINKの歌う主題歌「Under The Sun」が心洗われるメロディーを奏でる、現代のお伽話のような作品です。
「マイ・ビューティフル・ランドレット」
コインランドリーが舞台の一番有名な映画といったら、これではないでしょうか!?ロンドンで叔父が営むコインランドリー「パウダーズ」で働くパキスタン人青年オマルが、人種差別やセクシャルマイノリティなどさまざまな偏見にさらされながらも逞しく生きる日常を描いたホロ苦い青春映画。
主人公と共にランドリーの赤字経営を乗り切り前進していく、同志かつ恋人となるジョニーを演じる若き日のダニエル・デイ・ルイスが非常に魅力的です!
「死ぬまでにしたい10のこと」
ガンで余命わずかと宣告されたヒロイン・アンが、誰にも告げることなく「死ぬまでにしたい10」のリストを書き出した時、より一層キラキラと輝きを増す日々を詩的な映像で流れるように魅せる映画です。
刹那的に燃え上がる最後の恋、その出会いはコインランドリー。日常の中にある幸せをめいっぱい感じようとするアンの心情は、多くの女性の心を掴んで離さないはず。残される家族への愛の大きさに、心が浄化される作品でもあります。
いかがでしたか?
今回は心も洗われるような、ドラマチックかつロマンチックなコインランドリー映画をご紹介しました。お洗濯の合間にぜひ観てみてください。
次回vol.2では、コミカルで楽しいコインランドリーの物語をご紹介します!