今年は寒波の影響でしばらく寒い日が続くようです。空気が乾燥し、風邪やインフルエンザも流行しています。以前はインフルエンザの予防といえば、うがい・手洗いが常識でしたが、最近、厚生労働省がインフルエンザの予防法の項目からうがいを外したそうです。知っているようで知らなかったこと、意外と多いですよ。そこで知っているようで知らない洗濯洗剤の基本を振り返ってみます。洗剤、正しく使えていますか?
汚れがひどい時は多めに入れてもいい?
洗濯物の汚れがひどい時、思わず洗剤を多めに入れている方が多いといいます。実はこれは間違い! 粉洗剤でも液体洗剤でも、洗剤が水に溶ける量が決まっているからです。一定の濃度を超えると洗剤がムダになってしまいます。
洗剤を多く入れすぎることで、すすぎが不十分になって、洗剤が汚れとして残ってしまうことも。これではせっかくの洗濯が台なしです。
正しい洗剤の量は洗濯機を確認しましょう
それぞれの洗剤には、洗濯の量に対する目安量が明記されています。この量が1番高い洗浄力を発揮できる洗剤の量です。そこで確認したいポイントが3つあります。
①洗濯機の容量を確認
洗濯機には本体や操作パネルに、5kg、7kgなどの容量が書かれています。このkg数が洗濯機で洗濯物を洗える最大の量。洗濯機の容量は、1人世帯なら〜5kg、2〜3人世帯で5〜7kg、4〜5人世帯で7〜9kgが目安と言われています。
②洗濯機に入れる洗濯物は8割まで
洗濯機の最大容量は、洗濯機がいっぱいになるまで入れた量ではなく、8割ぐらいまでの量です。8割以上入れてしまうと汚れ落ちも悪くなってしまいます。
③洗濯機の最大容量kg数の量の洗剤を入れる
洗剤は洗濯機の最大容量kg数分入れます。多くも少なくもない量がベスト。これで洗剤が最大限の働きをしてくれます。
これからは、洗剤をしっかり測って洗濯してみることを心がけましょう。