いつの間にか日本でも定着し、一大イベントとなりつつハロウィンも終わり、街中のデコレーションはクリスマスに変わりつつあります。
ハロウィンといえば、仮装のためのコスチューム。ハロウィン市場は、今年は4年前のなんと2倍。様々な趣向を凝らしたコスチュームも話題になりました。子ども用に、自分用にコスチュームを購入したり、作った方も多いと思います。せっかくお金をかけて揃えたコスチューム、そのまましまっていませんか?
さらに、去年のクリスマスのコスチュームを出してみたら、汚れや匂いや気になる……なんてことも。
そこで今回は、コスチュームの洗い方をご紹介します。
①まずは、コスチュームの汚れをチェック!
イベントが終わったら、食べこぼし、汗ジミなどの汚れがないかチェックしましょう。汚れがなくキレイな状態な場合は、除菌・消臭スプレーを吹きかけて、陰干しを。
②コスチュームの洗濯は、ぬるま湯で手洗いがお約束。
念のため、コスチュームの洗濯表記タグをチェックしましょう。たいていのコスチュームには洗濯表記タグが付いていると思います。
上の表記であれば、手洗いOK! それ以外の表記の場合は、クリーニング店にご相談を。
たいていのコスチュームは、ナイロン、ポリエステル、ビニロン、ポリウレタンなどの合成繊維でできています。
ナイロン、ポリエステル、ビニロンの場合は、「弱アルカリ性洗剤」で、ポリウレタンの場合は「中性のおしゃれ着用洗剤」で洗いましょう。
洗いおけにぬるま湯と洗剤を入れ、コスチュームを押し洗いします。あまりゴシゴシ洗ってしまうと、生地が傷んだり、シワの原因にもなるので、気をつけましょう。
すすぎは数回しっかりと行います。コスチュームに洗剤が残っていると変色の原因になることもあります。
すすぎが終わったら、押し絞った状態でハンガーなどに干します。洗濯機で脱水をする場合は、極力短い時間で。
紫外線で変色する場合もあるので、天日干しは避け、部屋干しか日陰干しがオススメです。
コスチュームの素材は、シワになりやすいものが多いので、気になる場合は乾燥後に、低温でアイロンを。
※場合によっては、色落ちすることもあるので、手洗いする前に必ずテストを行ってください。また、装飾品の付いた衣装は、手洗い、アイロンに適さない場合もありますのでご注意ください。
③保管は防虫剤を忘れずに。
しっかり乾燥させたら、きれいにたたんでしまいましょう。その際に、防虫剤を入れておけば、虫食いの心配も不要です。
また折りシワになりやすい素材のコスチュームは、ハンガーにかけた上から衣装カバーをしておけば、素材が痛んだり、汚れたりする心配がありません。
また、帽子やベルトなどの装飾品といっしょにしておくと、次に使う時に探す手間がかからず便利ですね。
次も気持ちよく着るために、お手入れを忘れずに。
せっかくのコスチューム、また次に着る時のために、きれいに保管したいですよね。自分で洗うのは面倒、普通のクリーニング店に出すのはちょっと恥ずかしい……そんな方には、コスチューム専用のクリーニング店もあるそうです。
ハロウィンの後に、クリスマスの前に、楽しい思い出をより素敵に残すために、コスチュームのお手入れも忘れずに行いましょう。