連日30度を超える暑い日が続きます。今年の夏は全国的に猛暑傾向にあり、その暑さからゲリラ豪雨や台風に注意が必要になりそうです。
ムシムシ暑い日が続くと気になるのが汗のニオイではないでしょうか。そこで今回は暑い日もいい香りに仕上がる洗濯方法についてご紹介します。
嫌な汗のニオイは雑菌のニオイだった!
人はなぜ汗をかくのかというと、人か活動する時に必要なエネルギーが代謝されるときに体内に熱が発生します。それをそのままにしておくと体温が高くなりすぎてしまうため、熱を放出するために、汗の気化熱を利用して体温を調節しています。体温を調節するためにかく汗はエクリン腺という汗腺から分泌されますが、99%は水分で汗自体にはニオイはありません。それではなぜあの嫌なニオイになるかというと、汗を放置することで皮膚に雑菌が増えてしまうからです。汗をかいてから雑菌が繁殖するまでの時間は1〜2時間程度と言われているので、汗をかいたらこまめに拭き取ることも大切です。
夏の洗濯はこまめに行うことが大切です!
雑菌は夏の高温多湿が大好物。汗のニオイの雑菌臭は衣類に染み付いてしまうと取れなくなってしまいます。そのため、汗を吸った洗濯物はためてから洗濯をするのではなく、こまめに洗濯することがニオイをしっかり取るコツです。また洗濯機にぎゅうぎゅうに詰めて洗うのもNG!容量の7〜8割を目安に洗濯する方が洗濯能力を下げずにしっかり洗うことができます。また、雑菌を落とすために洗剤を多く入れるのも、実は逆効果です。洗剤が溶けきらなかったり、すすぎ切れずに衣類に洗剤が残ってしまいます。洗剤カスは雑菌の栄養のもと。雑菌臭の原因にもなってしまい悪循環を生み出します。
すすぎにいい香りの柔軟剤をプラス!
洗濯でしっかり汚れを落としたら、いい香りの柔軟剤を使ってみるのもひとつのテです。最後のすすぎに柔軟剤をプラスして、しっかり脱水し、なるべく早く干し、乾かします。部屋干しでもお部屋がいい香りになるのがうれしいところ。汗がかいても衣類がふんわり香るので、印象もアップしますよ。